小笠原プレシジョンラボラトリーは、高精度小型歯車に関する切削工具と、測定機器類の開発製造ならびに販売を行っております。

INNOVATIVE SOLUTION
我社が、技術とアイデアを提供します。

歯車模型

ホブカッタによる歯車の歯切り加工を観察する模型です。ねじ状の歯切り工具（ホブ）が、歯車歯面のインボリュートカーブを創成していく過程が理解できます。JIMTOF（工作機械見本市）2008に参考出品し、特に教育機関の皆様からご好評いただきました。（非売品）

ホブ軸に付いたハンドルを回すことで、ホブと歯切りされる被削歯車が同期回転をします。自分の手でゆっくりホブ軸を回すことで、ホブのラック形状の歯形と、被削歯車の歯の動きの関係が良く分かります。

ホブカッタ	m2.0、α20°、条数1、γ=2°33′、右ねじれ、標準歯形、外径φ50 mm、全幅60 mm、材質：ハイス
被削歯車	m2.0、α=20°、z25、β=0°、Xn=0、標準並歯
本体寸法	W：220 mm D：220 mm H：200 mm

（m：モジュール、α：圧力角、z：歯数、γ：進み角、β：ねじれ角、Xn：転移係数）

大径φ5mmの内歯車に、遊星歯車・太陽歯車を組み込んだ、遊星減速機の基本的なサンプルです。JIMTOF（工作機械見本市）2010に参考出品しました。

マイクロ遊星減速機

太陽歯車に取り付けた円盤を、手でゆっくり回すことで、微小な遊星歯車機構の動きが良く分かります。内歯車はマイクロブローチによる歯切り加工で、遊星歯車と太陽歯車はホブによる歯切り加工で製作しました。
※歯形が小さく肉眼では見にくい為、マイクロスコープなどで拡大し観察します。

（m：モジュール、α：圧力角、z：歯数）

準備中