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日刊工業新聞にフェースギヤ用新工具を発表
2013年12月16 日
12月16日の紙面に小笠原のフェースギヤ用新工具「スクレイピングカッタ」が掲載されました。
高精度に高速歯切り 小笠原プレシジョン
フェースギヤ用工具㈱小笠原プレシジョンラボラトリー(神奈川県山北町、小笠原宏臣社長、0465・75・1510)は、円盤状の歯車「フェースギヤ=写真」の高精度高速歯切り加工が可能な新工具「スクレイピングカッタ」を開発した。
数十分かかっていた高精度フェースギヤの切削加工が数分程度で済むという。用途が限られていたフェースギヤの高精度・低コスト化を実現し、自動車用の駆動部品をはじめ幅広い分野での利用が可能になる。
フェースギヤは、はすば歯車や平歯車とかみ合う円盤状の歯車。直交軸や喰い違い軸による動力伝達に使われる。一方、スクレイピングカッタはフェースギヤとかみ合うピニオンギヤの軸直角断面歯形曲線を持つ平歯車形状の工具。フェースギヤの母材と同期回転しながら歯切りする。